ハードカレンシーとソフトカレンシー

まあ、簡単に覚書程度だが、
ハードカレンシーについてはいうまでもなく、
制限なく国外に持ち出せて、(外為法上、申告の必要がある場合もある)他の通貨と制限なく換金できる通貨のことである。
具体例を挙げると、米ドル、日本円、ユーロ、イギリスポンド、スイスフラン、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル、ニュージーランドドル、オーストラリアドル、などいろいろありますが
これらは、銀行や外貨両替所にいけば簡単にいつでも換金可能です。
ですから、使い勝手がいいんですね。何かあれば、他の国の通貨に換えられますから。
相互で、信用を補完しあってるっていう考え方もあります。
しかしながら、ソフトカレンシーといわれるものもあります。代表的なものは、人民元、韓国ウォンなどです。これらは国外への持ち出しを制限されたり、換金が国外では難しいものです。
韓国ウォンがわかりやすい例ですが、日本では韓国ウォンに換金しようと思っても普通の銀行では換金してくれません。韓国政府が認めた換金のための銀行にいくしかないです。
日本で韓国ウォンへの換金業務を認められた、銀行は
韓国外換銀行の在日支店のみです。
最近は空港では換金可能なようですが、かなりの通貨に対する制限をかけ、国外へ現金が流出しないようにしています。
また、社会主義国家に多いのですが、外国取引用の紙幣と内国用の紙幣を分けてる場合もあります。これは、お分かりのごとく、国外流出を防いだり、国外逃亡を防ぐ目的もあります。

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