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平成19年度の国家予算の財務省原案

2006年12月22日 金曜日

来年度の国家予算の財務省原案が出ました。
今後は各省の復活折衝、閣議決定、予算案提出、国会審議、成立という流れになるかと
思います。
今年度の補正予算もでてるわけですが、これは別で。
一般会計の総額は約83兆円、
そのうち歳入
租税収入が53兆円と前年度より16.5%増で、ひさびさに50兆円台に乗せてくる見込みです。今年度を除くとこれは平成12年度予算なので7年ぶりです。
新規国債発行額は25.4兆円台と今年度の当初予算とくらべて4.5兆円少なくなってます。(補正後との比較では2兆円程度)、国債依存度は30.7%と今年度よりも改善してます。
新規国債の発行額が20兆円台になるのは今年度を除くと最近では平成9年度の予算となり、ほぼ10年ぶり。
歳出は
一般歳出は、約47兆円、地方交付税交付金は約15兆円、国債費等が約21兆円となっており、新規国債発行額-国債費のプライマリーバランスは、約4.4兆円の赤字となっており、今年度当初予算の11.2兆円とくらべると約6.8兆円程度赤字額が改善される模様です。地方財政計画では5.4兆円の黒字となっており、国全体で
一般会計の規模の増加理由は社会保障費の社会保険料が今年度と比べて7300億円程度増加、社会福祉費が1000億円程度増加、国債費の2兆円の増加、地方交付税交付金の増加8300億円の増加。その他の減少で3兆円の増加です。