私の子供の頃の話で、大変気分悪いかもしれないが、
私の実家は土地による所得があり、確実に申告をしないとだめなわけなんです。
子供頃から、固定資産税とはなに？とか疑問に思ってたものです。
４期ぐらい分納でくるのですが、
祖母が月末ごろになると、「固定資産税やの～」
といい、この言い方が方言で「こていしさんでー」 と聞こえるわけなんです。
どうも、変な悪い人がやってくる日なのかと思ってました。
で、毎年２月ごろになると、「２月は税金がなくていいの～」
とのたまう・・。
すでに払い終わってるんだよ・・。今年度分は（怒）と
半ば切れ気味の母親がいましたが、また、予定納税なんていうのも祖母はひっかかるらしく、
税金に対しては儲かった以上に持っていかれるようなイメージを抱いていました。
現実はそうではなく、儲かった分の何割か、なんです。はい。
私の年収をもとに実質税率を計算したところ、5%～6%・・。
大半の方が最低ランクの所得税率10%となってるためです。
独り者だと、だいたい、給与のみだと年収が600万を超え出すと、次のランクにあがります。
というか、払ってる感すらないかもしれません。源泉徴収のせいで。
また、サラリーマン増税うんぬんでダメージだと
言う方も多いですが、大いに増税結構。いままでが安すぎなんです。
１０年ぐらい前に恒久減税として導入した、定率減税、所得税の20%、(最高額25万円)、住民税15%(最高額10万円)が、ただなくなって、元に戻るだけです。しかも、とりあえず、所得税は来年から減税額が10%になります。
また、それにあわせて源泉徴収されますので、増税されたことすら気づかないかもしれません。
いまの日本の財政構造上、国債費をのぞいた、赤字額は15兆円ぐらい、なにもしないでいると赤字額が20兆円ぐらいにふくれあがるという試算が財務省からでています。
それをどうするかですが、当たり前ですが、歳入を増やし、歳出を減らすということを同時にしなければ不可能ということも指摘されています。
現段階で、政治的発言になるので多少控えますが、当然ながら、減税は廃止と増税、歳出抑制、
つまり社会保障費の削減というのが柱になっていくと見ています。