小切手(personal check)について

アメリカで発行された、個人小切手(personal check)を入手する機会が増えてきましたが、
日本人が慣習上、小切手を使うことはあまりなく、
ましてや、日本の金融機関は外国為替取扱銀行と記載しているにもかかわらず、
外国小切手の換金となると、一回5000円や4000円など、
べらぼうに高い手数料を要求されたあげく、
換金されるのはいつになるのかわからないという回答が・・。1ヶ月ぐらい・・など。
また、非常に時間が換金するのに時間がかかる場合が多いです。
それは、個人小切手は信用がなく、払い出し先の銀行へ送付し、取立てが完了してから、支払うといった形になっているためです。日本の銀行は自分たちのリスクは負いたくないので、すべて、取立てに回ります。
まぁ、支払い先の金融機関が他の国ですと、取立てにまわす場合も多いようですが。
欧米の金融機関は、買取(collection)、取立て(negociation)の二種類の換金方法があります。買取というのは、銀行がその小切手を買い取り、立替払いをして支払うといったものです。小額の小切手や、送金小切手(Bank draft)、財務省発行小切手 等の信用力が比較的高いものが、買取となります。不渡りのリスクは限定されています。取立てとなると、高額な個人小切手を持ち込まれた場合です。支払い先の金融機関に提出し、取立てる形となります。
最近は、高額の個人小切手が嫌われる傾向にあるようで、
車の購入等となど高額の取引となると
Money Orderやcacher check、Bank Check等の
銀行が払い出し保証した小切手を要求されることが多いようです。

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