日本の国債消化の変遷と国債商品について

日本の国債の消化は
国債シンジゲード団引き受けと大蔵省資金運用部が大半をしめていた。
このシンジゲード団引き受けに関しては、年々縮小傾向にある。1998年の資金運用部ショック以降、国債制度の見直しをせまられ、いろいろな商品を売り出す傾向になった。
10年物価連動債に関しては、諸外国ではすでに物価連動債は1980年代~1990年代に導入されたにもかかわず、発行されたのが2004年。
シンジゲート団引受が減少する中で、競争入札方式や非競争入札も導入され、プライマリーディーラー制と呼ばれる、市場参加者懇談会と呼ばれるものに出席権を認めたり、入札の優遇措置を受けるかわりに、一定以上の国債引受を義務づけるといった、欧米ではすでに1990年代に行われたのがつい最近である。
そもそもFBに関しては競争入札でありながらも、利率が低く設定されていたため、日銀がほとんど引き受けていたが、一般競争入札に改められたのつい最近のことである。

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