外国小切手の換金の仕方と裏書(endorse)

覚え書きようですが、小切手を換金する場合の裏書方法について
書いておきます。
アメリカなどの海外の金融機関の個人小切手(personal check)は
Pay to the Order of A が表面に書いてると思います。
Pay to the Order of A は Aが額面金額の受取人です。
ということです。
その下に、小切手の振り出し金額の英文表記、左詰。右があまると
金額を書き足されないように線で端まで埋めます。
また、左上に振り出し人、(支払い者)名と住所
左下に振り出し銀行が書いています。
その下にFor ~ とかいてますが、これは空欄の場合が多いです。
振り出し者のメモです。何のための金額を支払うのか、把握するためのものです。右上から、小切手番号、日付(date)、金額。振出人のサイン。
したほうの数字は左側から、銀行の番号(ルーティングナンバー)←米国の場合ABAコード 口座番号、小切手番号となってます。口座番号と小切手番号の順番は前後する場合もあります。
要するに、○○銀行に口座をもつ人が受け取り人に額面金額を銀行に支払ってください。このお金はこういう理由です。←理由なしもあり。
もらったAさんは自分が受け取ったことを証明するために裏におそらく、ENDORSE HERE X や Payee Endorsement などと書かれています、その場所に自分のサインをすることで換金可能となります。
この本人確認のサインのみ裏書は、銀行で行ってください。
この状態ですと、だれか第三者に渡った際に
誰でも換金ができてしまうようです。
そのため、裏書する場合は、
「サイン For Deposit Only」など、預金しかだめ
もしくは「サイン For Deposit a/c #自分の口座番号」と書いたほうがよいようです。
また、自分宛の小切手を第三者に譲渡する際には
「Pay to the Order of 譲渡人名
自分のサイン」
と裏書すると譲渡された第三者が銀行に持っていった際に、もう一度、第三者のサインを書けば、第三者が換金可能のようです。

コメント / トラックバック3件

  1. 佐藤 清見 より:

    今回アフリカ、ウガンダから中古自動車の前払い代金として小切手3通(それぞれ購入希望者からの振り出した3台分もの)をEMSで送って来ましたが、取引銀行の外為部に電話したところ、この小切手がどの様な理由で振り出されたかの裏付けが欲しいとの事。まだ契約書もかわしてもいませんし、
    実際に車の輸出もしておりません。何か方法がありませんでしょうか。

  2. okkakii より:

    コメントありがとうございます。
    犯罪や不正に関わる取引の取り締まりが厳しくなっているので
    その一環かとおもいます。
    取引を確認できる資料を提示したらいかがでしょうか?
    メールや同封された手紙などでいいかと思います。

  3. Kayoko より:

    5月にアメリカへ行った歳、本屋で数十冊本を注文しました。知人に贈るものもあり、在庫がないので本社から発送してもらう手続きをし、トラベラーズチェックで支払いを済ませ、日本に帰って来ました。2週間ほどしてから、本屋さんから5通の小切手が送られてきました。5冊分なかったから返金なのか(どの小切手の金額も注文した本の額にマッチするのがない)、割引かなんかで多く支払った分の返金なのかよく分からず、本屋のホームページのカスタマーサービスにメールをしても返信がないので、とりあえず銀行で換金しようと行ってみました。
    「今は電信でのやり取りが主なので、このような小切手での現金化はしていなく、するとしたら振り込みという形で、一枚につき、手数料が5000円かかる」とのことでした。(どの小切手も$30以下の小切手です)
    このまま破棄した方がいいのか、何か方法がないのか迷っていて、上記の換金方法を読むと難しくなさそうなのですが、手数料ってそんなにかかるものでしょうか?

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